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メッセージ
“赤ちゃんにあって大人にないもの“は、なんでしょうか?
この世に生を受けたその日から赤ちゃんには、母子健康手帳があります。一方、熟年期の大人たちの手元には、健康保険証、診察券そして常備薬や健康食品が沢山ありますが文明
進化の時代なのにどうして大人のための健康手帳がないのでしょうか。
現代の医療を取り巻く環境は、医師不足等による診療待ち時間の減少や医療費負担の削減等の課題についてその対策が急がれております。
私たちマイ健康レコード利用者の会は、山梨大学付属病院の先生方が全国に先駆けて研究開発された、地域医療連携の施策を円滑に行える「慢性疾患診断支援システム」の登録患者の有志が集まって、同システムの普及啓発活動を主目的に発足した会です。
例えば、このシステムが広域稼働すると、私たちが毎日利用する自家用車にある車検証のように、定期検診や外来診療等で得た医療情報と自己管理された食事や運動療法等の個人
情報を人間証(電子健康手帳)に記録しておきます。
長期間治療の慢性疾患を有する患者さんをはじめ、突然起こる体調不良の患者さんは保険
証と一緒にカード化された人間証をシステム参加医療機関に提示します。するとその効果
として“長い待ち時間が解消されました。医師から適切な診断結果を告げられました。安
価な治療費で安心できました。“」等の内閣府が進める「どこでもmy病院構想」に合致したマイ健康レコードが新しい医療社会のエンジンになることを私たちは願っています。